「フォン・ノイマンの生涯と数学」
2014年4月19日（土）14:00〜17:00
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科川端キャンパス 小会議室１
4,000円（学生2,000円）
30名
20世紀を代表する数学者の一人、ジョン・フォン・ノイマンは、1903年にブダペストで誕生し、1957年にその短い怒涛の生涯を終えました。一時は、ヒルベルト計画を牽引する数理論理学の若手の旗手として活躍したノイマンも、やがて「経験的な起源から離れた数学は、芸術のための芸術に堕する」と主張し、数学と経験の接点を求めて、応用数学、さらには戦争に関わる仕事へと歩を進めていきました。そうした中、水爆とコンピュータという２つの未曽有の人工物を生み出すのに、大きな貢献をしました。本講では、ノイマンの生きた時代と数学を振り返りながら、改めて数学という生きた営みに、新たな角度から光をあててみたいと思います。
ChoreographLife事務局
